糸島三都110kmウォーク

まずは結果から。17時間51分08秒、無事完歩です。

1.今回の展開

スタート〜10km→スタートは最後尾から。手元の時計で12:10。スタート直後はとにかくハイペースでガンガン抜き去り。

10km〜17km→10km地点でMさんに追いついたのでしばらくご一緒。

17km〜28km→本来の自分のペースで。

28km〜40km→若干ペースアップ。九大でアサデスの取材受け。

40km〜55km→夫婦岩でKさんと遭遇。疲れてきたのでKさんとご一緒に。

55km〜80km→Kさんと別れてペースアップ。

80km〜85km→そろそろ疲れはじめ。北崎あたりで雨ポツポツ。

85km〜92km→雨が本降りとなり戦意喪失し始める

92km〜98km→完全ベースダウン。速度落とすと寒くなるのでそこそこ速度上げる。

98km〜106km→風が強くなり、寒さ・痛み・吐き気・眠気の4重苦状態。

106km〜ゴール→もはや惰性だけで歩いてる感じ。途中、何人からか話しかけられるが、応答できないくらいに衰弱。なんとか無事ゴール。

2.雑感。

同じ場所をを2回まわるというコース設定は戦意を損失させるには十分な要素なのでしょうか。完歩率5割以下の理由がここにあるような気がします。同じコース2回通るということは、2回目に同じ場所通る時に1回目の記憶がプレイバックされるのですが、これがかえって疲労感を増しているのでは?と思います。同じ場所でも1回目は体力有り余っているので気楽に行けるけど、55km歩いた後に2回目に同じ場所通過するときには体力も消耗しているので、ずいぶん遠いと感じてしまう。こんな場面が随所に起こるのですね。これがメンタル的に疲労を増長させる。そんな気が私にはしております。それが55km×の2周ですから、ある意味過酷ともいえます。

さらに今回は後半で雨にたたられたので、疲労感3割増しくらいにはなったと思います(笑)。

3.給水ポイント

途中の給水ポイントのおもてなしは申し分ありません。

行く先々で親切にしていただいてほんとに感謝です。

夜通しスタッフ業務していた人も結構いたのではないでしょうか?

タイム記入表のファームハウスでの記録者、同じ人ですし。

こういうスタッフの皆さんの頑張りで歩けることには素直に感謝いたします。特に私が印象に残ったのは46km・98km地点でおもてなしいただいた原田らぶこ様ですね。平日朝にテレビでよくお見かけするあのお方です(笑)、開会式の司会のあと、夜通し給水ポイントスタッフ業務、お疲れ様でした。テレビで頻繁にお見かけするお方からコーヒー入れてもらうなんて、めったに経験できません。そんな意味では参加してよかったと思っております。

4.ゴール後

ただ、ゴール後のおもてなしはどうだったでしょうか?

たぶん「え??」と思った人も多いかもしれません。

他の100kmウォークのゴール後の扱いと比較したときに、この大会のゴール後の参加者への対応はどうしても改善点が多いように思えます。設備の確保等の問題もあるので、一概に言えませんが、やはり夜通し歩いてきた人を迎え入れるには、設備は十分ではないように思えました。

5.仲間の応援

今回怪我で参加を回避せざるを得なかったAさん、お声かけ&応援、ありがとうございました。実を言いますと私、「半分行ければいいや」という気持ちで会場に足運んでましたが、Aさんにお会いして考えを改めました。参加できないにもかかわらず会場まで足を運んで仲間への激励に奔走している姿を見ていくにつれ、「こりゃあ半端な気持ちじゃいかんな」と思った次第であります。この気持ちに応える方法は「完歩すること」。これ以外に何も思いつきませんでした。おかげで若干モチベーション上がりました。道中も完歩を意識した展開で行きましたので、2周目突入は躊躇なくいけました。ゴール後は私があまりにも寒気を感じてすぐ帰宅したので、ゴールではお会いできず申し訳ございません。

1日でも早く怪我が回復し、元気な姿を見せてくれることを待ち望んでおります。

6.今後の110キロウォーク

佐世保105の前哨戦として参加した糸島110ですが、「前哨戦」なんて言葉使って申し訳ありません。十分鍛錬になりました。今後は気持ちが変わるとは思いますが、今現在の気持ちは「こんなしんどい大会は二度と出たくねえ」ですかね(笑)。コース特性はおおむね分かったので、次にまた参加するときには戦略は立てやすい思います。いろんなベテランウォーカーにとっても鬼門であるところのこの大会。完歩するしないはやはり運も作用するのかもしれませんね。