地獄に堕ちた野郎ども

このタイトルに反応した人がもしいたならば、その人は70年代UKパンクの聴き過ぎです。

ニート」という言葉を最近よく聞きますね。そうです。グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国(略称:イギリス/英略称:U.K.)で90年代頃から使われはじめた言葉ですね。私、この言葉をはじめて聞いて真っ先にダムド(70年代にUKで活動していたパンクバンド)の"NEAT NEAT NEAT"という曲を真っ先に思い出しましたよ。でもよく見たらスペリングが違うんですね。この場合は、"NEET"ですね。ともかく働きもせず親のすねかじりの「パンツをはいた猿たち」がそれだけ増えていると言うことですね。彼らの言い分は「今が楽しければそれでよし」なのでしょう。でも、その楽しい時間ってのは永遠には続かないことをどれだけの人が認識しているのでしょう。「今がよければ」という風潮って、何も彼らのことを語るまでもなく、今のこの社会全体にあふれているような、そんな気がしております。あらゆる事柄を長期的なビジョンで見ることのできる余裕さえ、この社会は失ってしまったのでしょうか??