部内犯罪

とある郵便受けの横に1通の現金書留がある。私はそれを手にとってこう考えた。「この書留を黙ってもって行けば自分の小遣い銭になるな、ふふふ。」罪悪感を感じながらも私はその現金書留をその場から持ち去った。
そして翌日、何事もなかったかのごとく通常どおり出勤し、早番の人から引継ぎを受けたのだが、どうも書留が1通足りなくて大騒ぎとなっていた。「わあ・・・大変なことになってる」と不安になる私。しばらくすると副局長が現れて、「書留が1通足りないようなので今から職員全員の身体検査をする」そして副局長は私の前に真っ先に来てポケットを調べ始めた。そして、私のズボンのポケットの中に入っていた現金書留を見つけ、「よーし見つかったぞ」と叫んだ。私はここで頭の中が真っ白になった。「ああ…終わった」「もうあかんわ」「明日からどうやって家族を養って行こうか」そう考えると涙が止まらくなった。やがて、駆けつけた警察官に手錠をかけられた。

今朝はこんな夢で目が覚めました。