そうですか。リコーダーの運指法はジャーマン式とバロック式と言うのがあるんですね。君たちが小学校３・４年の頃、音楽の授業で習ったと思います。その時に習ったのはジャーマン式の方です。ハ長調の「ド」から「シ」まで、１つずつ指を離せば簡単に吹けるこの運指法、簡単に覚えることが可能です。そして授業で教える先生にとってもずいぶん楽だったと思います。ところがどっこいこのジャーマン式、半音が入ると途端にスムーズに吹けなくなります。このように簡単に思えるジャーマン式は、ハ長調以外の曲を吹くときには指使いが難しくなるらしいのです。そんなわけで一般的にはバロック式が用いられているのです。もっとも、多くの人はリコーダーにそこまではまることなく終っちゃうんですが。つい先日、嫁にソプラノリコーダーを買ったのをきっかけに、リコーダーにまつわる知識を以上のように再確認したのでした。だから何？？って言われればそれまでですけど。
