今日で現職採用されてちょうど15年目。いろいろありましたわ。
過去に一度だけ今の仕事を辞めてやると思い、実行に移したことがあります。当時はいわゆる「無集配特定」な職場に勤めておりまして、上司との意見の食い違い等で、その職場で仕事をすること自体に苦痛を感じていたのです。そこで、転職する決意をいたしまして、ある民間企業の採用試験を受けたのです。もちろん上司に内緒で。２次試験まで受け、最終的には採用決定となりました。その「採用決定書」を見せて上司に「辞めさせてもらいますんで」といって退職願いを叩きつけたのでした。「採用決定」を見せられた上司は、もはや私の辞職をとめようとはしませんでしたね。正直スカっとしました。そのときはね。そして退職願は受理され、退職日まで決定し、私の方は転職先の雇用契約書まで提出してあとは転職までのカウントダウン。。。。。。というときに私が交通事故で入院しちゃったのです。
そのときすでに退職まで３週間という時期でした。怪我の程度は全治１ヶ月。転職先の業務内容は「バスの運転」。完治しないととても無理な仕事だったため、転職を断念。断腸の思いで「辞職願の撤回」を決意したのでした。当時の上司は何も文句を言わずに撤回に同意してくれましたね。その時点から上司に対する見方、１８０度変わりましたよ。始末書こそ書かされましたが、退院後は元の職場に復帰可能となりました。
人とのめぐり合いが人生を変える、という経験はあまりないのですが、そのめぐり合いで人生が変わった、という私にとって数少ない経験でした。
