競馬史上最低配当の馬券??

益田競馬が廃止の方向で話しが進んでいるという噂を聞いて、日記のネタにしようと益田競馬に関するサイトをうろついていました。

その中のレース結果のコーナーを見て目が点になりました……。
2002年 7月 6日(土) 益田競馬 1Rの払い戻し額

単勝 70円」

競馬を隅から隅まで知り尽くしている人ならこれを見れば「あ、このレースはそうとう大荒れたしたな」とわかるはずです。ですよね?大阪在住のKさん。(笑)利用者が多いJRAではこういうケースはまずないと思っていいしょう。

そう、これは単勝の的中者が1人もいなかった場合にこういう配当になるのです。
本来なら的中者がいなければ100円の馬券に対して100円返すのが筋でしょうが、それは何らかの理由で出走取消になった場合のみです。一般にレースを行なう際に配当金として的中者に支払う金額は、それぞれの種類の馬券売上額の75%です。残りの25%は優勝した馬の関係者への賞金、主催者の益田市の収入、その他のメンバーへの出走手当などの支払いに充てられます。ですが、売上の75%を100円あたりで還元すると5円の端数が出るため、100円あたりの配当金の円未満を切り捨てているのです。よって、的中者が一人もいないこのレースで単勝式買った人は、全員馬券100円あたり70円を配当として受け取れるのです。

で同じレースの複勝式の払戻金ですが…
「7番 0円 2番 300円」
だったそうです。